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空き巣が荒らした部屋を片づける切なさ

警察の現場検証と指紋や足跡の採取も約4時間ほどで終了し、警察の方は『何かあればいつでも連絡ください、駆けつけますし、このあたりの巡回も強化します』といってくださり帰って行かれました。

取り残されたのは荒れ果てた部屋と、壊された勝手口、割れた窓でした。

すぐに住宅メーカーの方に来ていただき、勝手口と窓の応急処置(段ボールやベニヤ板で覆う作業)をお願いし、片づけ作業開始。

土足で入られているので、砂も上がっているし、物も散乱している。どこから手を付けていいかわからない状況に奥さんの堰を切ったような泣き声がこだまする。

『私たち、何か悪いことした?!』この言葉が今でも耳に残っています。

犯人は絶対に許さないし、僕はこの空き巣事件を忘れることも無いでしょう。

物がなくなったということより奥さんと僕、子供の心を傷つけた事が許せません。

この片づけがどれだけむなしい時間だったかはもう思い出したくありません。

家の全部を水拭きし、散らかったものを元の場所に戻し、片付いていくにつれて無くなっているものにまた気づく。もう最悪の時間。

奥さんは精神的に耐えられなかったので終盤は僕一人でなんとか片づけ完了。もう外は真っ暗

こうして波乱の1日は終わりました。

ですが新しく気がついた盗難品の届け出に明日も警察に行かなくてはいけませんでした。

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