ビリヤードのプロについて

ビリヤードの世界にもちゃんとプロがいるんです。もちろんこの日本にですよ。

年間を通して試合があり、ちゃんと賞金もあります。

日本全国で男子プロが約230名で女子プロが約70名で合わせて300人のプロが活動しています。

この中で実際に賞金やスポンサー契約だけで生活できるというプロはほんの一握りで、大部分のプロがビリヤード場経営やスタッフとして働いていたり、中には普通にサラリーマンをされている方もおられます。

まあ現在は間違いなくマイナースポーツなんで仕方のない現状かもしれません。

この厳しい現状を少しでも向上させようとビリヤードが好きな人たちは思い描いています。

そんな中で最近日本のビリヤードのプロのレベルが徐々に世界に通用するレベルに近づいてきています。

アメリカがビリヤード大国だってイメージあるかもしれませんが、現在はフィリピンと台湾、さらにヨーロッパ勢が世界ランキング上位に名を連ねています。

その中で赤狩山幸男プロが2011年9ボールの世界選手権チャンピオンに輝きました。

これをきっかけに日本人も世界に通用するという意識が日本のプロ全体に広がった感じがします。

本当に過酷な弱肉強食のプロの世界ですが、近所のビリヤード場に行けばプロに会える可能性はいっぱい転がっていますし、チャレンジマッチが開催されればトッププロに会えたり対戦も出来ますよ。