そのころ、奥さんと警察の方で盗難にあった物の確認が行われていました。
もちろんまだ家の中はめちゃくちゃなんで、その状況でわかるような被害品だけをピックアップ。
現金自体は家にほとんど置いていなかったので多分1万円くらいの被害でしたが、通帳がすべてなくなっていました。
幸い印鑑は奥さんがカバンに入れて持ち歩いていたので被害にあわず、すぐに銀行に連絡して通帳が盗難されたことを伝えました。
銀行もすぐに対応してくれ、口座からお金が引き出せないような措置を講じてくれました。
そのほかはノートパソコンとデスクトップパソコン、買ったばっかりのデジカムとデジカメ、奥さんのコーチのカバンとおばあちゃんの形見の真珠ネックレスや貴金属一式、この時点で犯人はすぐに換金できそうなものをしっかり選んでいったという印象を受けました。
手当たり次第に何でも持っていくということではないんですね。
この時点でわかった被害品はこれくらいでした。
お金を積んでも取り返せないデジカムやデジカメに入っていた子供の写真データだけは後悔してもしきれませんでした。
さらにこの後のかたずけ作業があんなに悲しいものになるなんてこのときはまだ想像もしてなかったんです。
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