あなたがビリヤードのA級になりたいならば球を入れることを決して軽く見ないでください。
そこそこ撞けるようになってきたらどうしても手玉のコントロールを気にしだして、先玉が外れても『難しいネキストを取りに行ったからしかたないか』と思いがちです。
これって、よく考えると本末転倒です。
入れ続ける為にネキストを考えて、そこに手玉を持っていく為に加減と撞点を決めてショットするわけですが、このショットのときに目の前の球を外していては次に撞く権利を放棄しているのです。
それなら、無理にネキストを取りに行かずに、遠いネキストでも我慢して目の前の球を入れて、次の遠い球を一生懸命狙ってショットするべきです。
次の球を撞くという権利を得ないと、いくらいいネキストでも意味がありません。
どんどん先玉を入れていき、シュート能力が上がってくると、手玉は勝手に上達します。
手玉ばかり気にしてシュートを二の次にしているとA級になるのが何年もかかってしまいます。
まずイレありきでビリヤードをしていると、勝つこともできますし、何といっても勝つと周りが徐々に認め出してきます。
手玉が下手だからいくら入れまくってもお前はB級だ!なんて言っている人は、ただシュート力が自分よりある人を妬んでいるだけです。
入れ続けることによって正確な当て前と手玉の動きが経験できますので、心配しなくてもネキストのコントロールもいつの間にか上達しています。
まず、目の前の球を入れちぎって周りを圧倒させようぜ!
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