プロ野球のドラフト会議が終了しましたが悲喜こもごもありましたね。
そんな中で夜に放送された『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう』の大田圭利伊(ケリー)君のこれまでの紆余曲折に感動しました!
大田 圭利伊(おおた・けりい)1994年9月14日、神戸市生まれ。19歳。六甲小3年で野球を始め、長峰中時代は兵庫ミラクルボーイズでプレー。大阪・興国高を1年時に中退し、菊川南陵高に再入学。高校通算29本塁打。190センチ、96キロ。左投左打。血液型B。家族は両親と妹。
ナイジェリア人の父親と日本人の母親とのハーフで、幼少期に父親は母国に帰国してしまい、その後は母親の手で育てられるんですね。
たくさんの差別や大変な生活の中で野球という自分の進む道を見つけるのですが、高校1年の時に大阪の強豪校興国高校を中退し、野球もやめてしまうんです。
唯一光り輝いていた野球をしている時の目を忘れられない母親が再起を促すのですが、一筋縄ではいかないケリー君。
1年間の時間を掛けて彼を目覚めさせたのはやはり母親の愛情だったんですね。
心機一転で菊川南陵高に入学し野球選手として復帰、優れた身体能力を生かして注目のプレイヤーになり、今回のドラフト会議に臨むんです。
結果は残念ながら指名チームは無かったのですが、過去にプロテストを受け最終選考まで残った等の経験もありますし、今後も野球を続ければ必ずプロになれるという事を実践してほしいですね。
余談になりますが、この番組自体はとても感動的でいいのですが、司会者やスタジオの芸能人の方は全く必要ないと感じます。
人生のすべてを掛けたドラフトに自分の名前が出なかった19歳の少年に『今の気持ちは?』と聞くアナウンサーにはちょっとがっかりしました。
VTRを流すだけで十分と思ったのは僕だけではないはずです。
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