4月に入ってからとというモノ、以前のようにiPhone5sの一括0円+キャッシュバック販売を見かけなくなりました。
MNPをして儲けようという時期は完全に終わりましたね。
以前までが異常な状態だったので当然の事ですが、ここから各キャリアは何を武器に他社乗り換えを狙っていくのかと考えると、通話料金が一番に挙げられるはずです。
前年度までMNPキャッシュバック戦争で顧客を見事に流出させたdocomoは「カケホーダイ」という完全定額通話プランで巻き返しを計る予定なんでしょうが、先だってソフトバンクが発表していた「スマ放題」の提供開始を延期しました。
これは確実にドコモに対抗して完全通話し放題の料金プランの練り直しと共に、ドコモより格安の料金設定への変更になるはずです。
静観しているAUも絶対に参戦してくるはずなので、iPhone6発売時には通話料金合戦に勝つキャリアがシェアを伸ばすのでしょうね。
ですがこの通話料金の下げあいも確実に3社平行線をたどる結末は目に見えています。
もうキャリア主動でiPhoneを購入する時代の終焉が見え隠れしていますよね。
ユーザーはiPhoneを好きな場所で購入して、お好みのSIMカードを利用して通話するという海外では当然の仕組みになるはずです。
そう考えると海外の通信会社を買収しているソフトバンク孫社長の行動がすべて理解できますよね。
MNPで儲ける時代の終わりはキャリア会社同士の差別化が無くなってきた証明でもあり、通話料金戦争もLINE等の無料通話アプリのさらなる質の向上でスグに終わるという事で間違いありません。
これからは今にモバイルデータ通信料金が安く利用できるか、いってしまえばMVNOの格安SIMカードの充実が勝ち組を作り上げるはずです。
SIMフリーの端末を持っている人が得する時代がもうそこまで来ていますよ。
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