どうも撞球店舗裏コンサルタントの言いたい放題かしわモチです。
ビリヤード店舗の再生計画、ドリンク編です!
ビリヤードテーブルを置いてプレーするというサービスを提供しているお店での大切な収入源であるドリンクの完全見直しを行いました。
今までは自動販売機を店内に置き、1本100円でお客さんが自分で買うという方法を取っていたのです。
理由は楽だからという単純なモノ。
テーブル6台店のキャパで手出しのドリンクができないなんてタダの怠慢という事でメスを入れる。
さらに意識を完全に変えるために数字でアピール。
原価40円ぐらいの缶ジュースをディスカウントショップで仕入れてきて自販機100円で販売すると約60円に利益が上がるという発想だったのですが、例えば1日に20人お客さんが来て20本ジュースが売れてもたった1200円の利益。
1カ月で3万6千円しかドリンクでの利益が出ない。さらに24時間稼働している自動販売機の電気代も掛かる
ちゃんと奇麗なコップをそろえて、フレッシュジュースやカルピス、コーヒー類を在庫し、手出して1杯200円のドリンクを販売すると1杯150円程の利益が取れる。
同じく1日20杯ドリンクが出れば3000円の利益で、1カ月は何と9万円!
フレッシュジュースの賞味期限は5日間ほどなので期限が迫ればサービスドリンクとして1杯150円で販売しても100円の利益が取れる。
この金額差を提示すると、店長始めオーナーもスグに理解してくれた。
大切なのは奇麗なコップにストローをちゃんとつけて氷の数も決め、喫茶店のようにドリンクを出す事。
自動販売機撤去によって常連さんは価格が上がるドリンクを注文するのだからメリットが無いといけない。
なので缶ジュースには無いフレッシュジュースをメインにリカーショップでしっかりと試飲をして美味しいジュースを選択。
今のところ手出しのドリンクに変更してのジュース売り上げのダウンは一切なし。
お客さんは100円の缶ジュースでも200円のドリンクでも飲みたいから飲むのであって100円アップ程の値段なんか気にしていないってことがよくわかった。
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