ビリヤードをしていると『カシュ!!』って音と共に、手玉が飛んで行ったり、あらぬ方向に転がって行ったことありますよね。
これ『キューミス』と言います。
手玉をちゃんと捕えることが出来ずに、キュー先のタップが滑ってしまって力がちゃんと加わらない状態です。
手玉の端の方を強く撞くと、タップと手玉の接触と摩擦力が限界を超えると発生します。
もちろん狙っている球に当たらなかったらファールですが、ちゃんと当たればセーフ扱いです。
タップは痛むし、ファールにはなるしでいいことが全くありませんので、原因を探って少しでも減らしましょう。
このキューミスが起きる原因はたくさんあるのですが、代表的な物は
手玉の端を撞きすぎた
チョークをちゃんと塗ってなかった
キュー先が手玉に対して真っすぐ入らなかった
店内が異常に乾燥している
等が挙げられますが、注意していてもタマに起きてしまう厄介な現象です。
引き玉を撞こうとするときなんかに下の撞点を撞きすぎて手玉が大きくジャンプするキューミスが代表的ですよね。
出来るだけチョークをしっかりと塗り、手玉の中心付近をしっかり真っすぐ撞きぬくことが出来ればかなりキューミスの回数は減るはずです。
手玉を捉える瞬間にどのように自分のキュー先が動いているかしっかりと観察して、大事な場面でのキューミスは起きないように進化して行きましょう!
大事な試合のこの一球!なんて時に『カシュ!!』なんてなったら目も当てられませんし、悔やんでも悔やみきれませんよ。
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