ビリヤードで撞いていい球って白色の『手玉』だけやね。
どうして色の付いたボールを撞いたらダメなのか初心者の方はわからないと思う。
どこのビリヤード場に行っても『手玉以外は撞かないで』という張り紙やポスターを見たことあると思うけど、そこに理由が書いてあることってほとんどない。
咥えたばこやテーブルに乗らないというような注意書きはダメな理由が何となくわかるけど色玉を撞いたらだめな理由は。
これはキューに付ける『チョーク』が大きく関係してる。
キューでボールを撞くとどうしてもチョークがボールに付着するよね。滑り止めで使うので付いて当然やしね。
このボールに付いたチョークがいたずらをするわけなんですよーー。
チョークは滑り止めなので、このチョークが付いたボール同士がピンポイントでチョーク付着面がぶつかり合うと『スキッド』という現象を起こしやすくなり、不自然な動きをしちゃうってわけ。
要するにビリヤードを純粋に楽しめなくなるから、色の付いたボールは撞いたらダメですよってこと。
店員さんが拭きとるのがめんどくさいんじゃなく、傷つくわけでもなく、チョークの引き起こすスキッドが理由なんやね。
あっバンキングの時は色玉撞くけど、細かいこと気にしないでね。
お店に張って色玉撞いたらダメ!の張り紙にこんな細かいこと書けないわな(笑)
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