鉄拳さんのパラパラマンガ『ツナガル』です。
このパラパラマンガ、見始めたときは『あぁ人々の繋がりを描いているんだな』と普通に見ていたんですが、最後の場面に鉄拳さんの想いがすべて集約されているように思いました。
最近徐々に欠けてきているといわれている人同士の繋がり。
同じマンションに住んでいて隣人の顔も知らない、なんてことが普通になってきてしまっていますが、2011年の東日本大震災で目の当たりにした被災者の方々の秩序と人々の協力はまさに日本人ならではの感覚ではないでしょうか。
こんな良い昔からの日本人の伝統は出来るだけ伝えていきたいと思うんですが、このパラパラ漫画はそれを代弁してくれていると思いますぅ。
『ツナガル』という思いをどれだけの方が共感できるかということが、これからの日本社会を変えていくと思うんですけどね。
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